☆☆ Z 2 様 ☆☆

ド、ノーマルのZ 2様が車検で入庫しました
カッコイイ西郷にとって【Z 2】は楽しく走るテクニック、人とのつながり
など今までの人間形成において欠かせないバイクです
...
この前にカブ,ベンリー,C2SS,350SS,メグロ,W1Sがあるんですが
田舎のえびの市から東京さ連れてきたのはメグロだけで、その後 兄の紹介で
兄の友達から『W1Sを買わないか』と打診があり、某 お堀の中で試乗
させてもらい、いきなりの右チェンジ、左ブレーキのバーチカルツインをいとも簡単に
敷地内で乗り回し、ハンドルロックで右に左にグルグル回り始めたら
巡回しているPCまで停まって演芸会になってしまいました
オーナーも最初『『操作が逆だからチョットやそこらじゃ乗りこなせいぞ』』
と脅していたので、いきなり乗ってクルクル自在に走り回るカッコイイ西郷を
見てPCの二人組もオーナーも拍手喝采 でお値段もまけてくれて
使っていたゴーグル、グローブなどをおまけに付けてくれました
ジムカーナをやる為に購入したので、その当時、堤防沿いに砂利採石場まで
行き止まりの舗装路(砂利満載のダンプが往き来するので砂利がわんさかの路面)
でダンプが動かない時間帯の薄明るくなった頃から練習に励み、片側車線で
Uターン出来るように遊んでいました
ある程度乗れるようになり、ある日ツーリング先で、まだ青かったのか
峠のコーナリング中に工事現場の泥水に足をすくわれてW1Sとお別れ
する事になりました(普段から””今も””皮のフル装備だったので無傷)
これがきっかけで、【Z 2】に乗り換えて練習を再開しました
なので頑張ってくれたW1Sでは大会には出られませんでした
【Z 2】に乗り換えてからは””ナンジャコリャ””と思うぐらいW1Sとの乗り味が
異なり、大げさかも知れませんが250を操っているような、””なんでこんな簡単に
回るの!!””とビックリしました
W1Sで3.5m間隔の8の字をやろうと思うと、逆操作類(左ブレーキ、右チェンジ)
をコントロールする他にプヨンプヨンと動くサスペンション、微妙なコントロールを
要求されるドラムブレーキ、ツイン独特のトコトコと進む動きを半クラッチでなだめる
テクニックなど、いろんなテクニックを駆使しなければクルクル回らないんです
このW1Sを操っていた、あとに【Z 2】に乗ったらカンタンカルミンでクルクル回って
【Z 2】様の走案性の良さにビックリしました
まだ、乗って間もない時に大会があり、とりあえずエントリー(これが初の参加)
結果は一般クラス13位 ガチョ~ン 上には上がいるもいるもんだ
次は年が明けての4ヶ月後、よっしゃ 練習の方法を変えよう
今まで自己流で練習していたのを、ジムカーナ&安全運転競技会の名目で
開催されていたので、安全運転競技会=白バイ
良しとりあえず練習を見に行こうと、、タイミング良く見に行ったら全国大会へ向けての
各交通機動隊、所轄、高速隊が特連をやる時期に遭遇して毎朝4:00起きで
訓練所へ出向き、来ていない時間にチョロチョロって走り、白バイが来たら外側
からトップ集団の走りをエンジン音、ブレーキのタイミング、身体の動き、頭(目線)
ライン取りなどをつぶさに観察して早朝と仕事が終わって(22:00頃)からと
練習に明け暮れて、毎日早朝から熱心に見学しているカッコイイ西郷に休憩時間に
白バイの指導員が手招きで呼んでくれて『タイムアタックしていたコース覚えているか?』
と聞かれ””はい覚えています””と答えると『バイクをコースに入れて走ってみろ』と
有り難いお言葉を頂きました
スタートの合図を打ち合わせてスタート位置へ
公道のエキスパートである白バイと同じコースを、たぶん日本で初めて【Z 2】様が
走るんです ありえないシュチュエーションでしょう
いよいよスタート、とりあえず無難にまとめようと無理せずにライン取りだけを
綺麗に走ろうと約1分コースをニヤニヤしながら(まじめになると微笑んでしまう)
ゴ~~~ル
””やったぁ~ コースミスもしないで走りきったぞぉ””と超満足して
指導員に””ありがとうございます””と【Z 2】様から下りてヘルメットを脱いで丁寧に
お礼をすると、指導員さんが『もう一度走ってみろ』と、またまた嬉しいお言葉
再度、装備を付けてスタートラインへ
☆良し、さっきはあそことあそこがラインがあまかったな☆
☆あそことあそこはもっとスロットル開けられるな☆
と頭の中で妄想しながらスタートの合図を待ちます
スタート入り口のS字もまっすぐなラインを取れるように【Z 2】様をセット
デ,スタートS字をまっすぐ抜けてすぐ右上りで右へ下り,下ったらすぐに
左ターンしながら細いクランク,S字と続きS字を出たら左ターンで上って
右へ下り.下りきったらすぐに右へクランク外周へ出てS字.S字から直線へ
直線から右ターンしてゴール
(通のバイク乗りだと何処のコースか分かるカモです)
ゴールして指導員が休憩している隊員を呼び寄せてストップウォッチを
見せながら一言『オイ,オマエラ 見ろ 素人のタイムだ』と怒り口調で
言っています
””なんかヤバそう””と萎縮していると、チョット間をおいて指導員が
『この後、白バイの後を走っていいぞ』と予想もしなかった、
超バラ色のお誘いのお言葉
ここから白バイ特連への道に入りました、指導員が次に待機している
別の隊の指導員にも申し送りしてくれたので、東京の全白バイ隊と
練習出来るようになり、交機隊毎に違う(全国大会で優勝経験の
ある隊員の乗り方&交機隊特有の伝統)乗り方があり、良い部分を
吸収しようとつぶさに研究しながら練習していました
K指導員が呼んでくれなかったら乗り方も安全に対する考え方も
違っていたかも知れません
K指導員、【Z 2】ありがとう
練習の甲斐がり、その年の第一戦は一般750ccクラス、125ccクラス共に優勝
750ccクラスのタイムがエキスパートクラスの上位のタイムだった為
通常は年間成績上位の選手から1名だけエキスパートに次年から上がれるんですが
会議の結果、第2戦からいきなりの飛び級エキスパート入りになり、
ヤバァ~イ ””雲の上の人達と同じクラスで走るんだ””とニヤケてしまいました
なので更に練習をエスカレートさせて、仕事上がりと早朝練習を敢行し、第2戦に挑みました
大会当日、エキスパートクラスの方々にあいさつに行き、””宜しくお願いします””とあいさつ
すると雲の上の方々(カッコイイ西郷が20歳雲の上の方々30代前後)から
有り難いお言葉『『西郷、今日はもう順位決まってるから走っても無駄だぞ』』
と言われ、””な~んだ大体の事前の調子で分かるんだ””と納得してしまいました
この当時、エキスパートの方々とも朝練をご一緒していて、タイムアタックしたり
していたので、カッコイイ西郷は練習でのタイムはそれほど良くなかったので、『『順位は
決まっている』』お言葉になったんだろうと納得しましていました
でもぉ 実は朝練タイムアタックの時はそんなに攻めてはいなかったんです
エキスパート先輩達の走りを研究していたので、熱くならず冷静に自分のフォーム
ライン取りを重視いて走っていたのでタイムは気にしていませんでした
※自分のタイムと朝練トップのタイム差を見てあそことあそこでスロットル開ければ
トントンだな と計算はしていました
大会当日は初エキスパートクラスで優勝をもぎ取りました
走行後に『なんかおまえの走り殺気が無いのにタイム良いなぁ』と先輩に言われました
カッコイイ西郷には、なによりの褒め言葉です
目指していたのは、走りの凄さではなくカッコイイ走りだったからです
誰が観ても【カッコイイ】と言われるようにこれからも精進しておこうと思っています
現在も恩返しの意味も込めて安全運転啓蒙に努力しています
ツーリングでもいっぱい思い出がありますが、またの機会にします
因みにZ 2様で走った全走行距離は63000km強で練習で走った
距離(コーススラローム、8の字)は20000kmぐらいだと思います
良く走ったなぁ なにしろ2000~3000kmでタイヤの横が無くなり
前後タイヤを始終交換していました ☆☆ワイルドだろぅ☆☆
テーマ : 【楽しく永くカッコ良く走ろう】
ジャンル : 車・バイク